矯正歯科治療のQ&A

よく尋ねられる代表的なご質問にお答えしたいと思います。

Q:悪い歯並びや噛み合わせのままにしておくと将来どうなりますか?

A:次のようなことになる場合があります。

a)歯が重なっているところなど歯磨きが行き届かず、虫歯になりやすい。
b)歯肉炎や歯周病にかかりやすくなる。
c)よく噛めない。
d)発音がうまくできない。
e)唇が閉じにくくなったり、歯を破損することがある。(特に出っ歯などの場合)
f)顎の成長や顔かたちに影響することがある。
g)顎の病気(顎関節症)を引き起こすことがある。
h)人前に出るのがおっくうになったりするような心理的な影響を生じることがある。・・・

Q:矯正治療は何歳頃に始めるのがよいでしょうか?

A:下記のような噛み合わせになっていると思ったらなるべく早い時期の矯正歯科受診をお勧めします。

受け口、反対咬合などの下顎前突症、上下の前歯が噛み合わない開咬、左右側で上下的に噛み合わせが逆になっている交叉咬合などの症状の場合は乳歯から永久歯への生え替わりの頃の、一般的に早めに始められる方がいいでしょう。

このような症状の方でも大人になってから治療を行なうことは十分可能ですが、症状が進行して顎変形症をともなっていることが多く、治療も長くなったり、顎の手術を併用しなければならなくなっている方もみられます。

いずれにしてもあなた自身やお子様の歯並びや噛み合わせに問題ないか、お子様の場合は何歳頃始めたらよいかなど矯正歯科医に早めにご相談されることをお勧めします。

Q:目だたない方法で治療できますか?

A:以前の固定式の矯正装置、特に歯に一つずつ接着するブラケットはメタル製でした。
そのため、歯並びを治したいと思っていても、治療中の装置がぎらぎら目立つので躊躇(ちゅうちょ)された方も多かったかもしれません。

 最近では透明や乳白色のセラミックブラケットなどの審美ブラケットが一般的に使われるようになり、それほど目立たなくなりました。
それでも気にされる方は歯の裏側にブラケットをつける、「前から見えない装置」で治療することができます。

 当医院ではこのような審美ブラケットや歯の裏側にブラケットを着けて治療を行うリンガルブラケット装置を使用しています。
詳しくは「舌側矯正」をご覧ください。

Q:治療期間はどのくらいかかるでしょうか?

A:症状により、また来院時の年齢により異なります。数カ月~1年程で終了する簡単な場合もありますが、通常2~3年かけて治療を行ないます。

生え替わりの時期に始めた場合は1~2年程の早期治療を行った後、永久歯に生え替わるまで少し休憩した後、また永久歯期治療を行うという2段階治療を行うこともあります。

Q:通院間隔はどの程度でしょうか?

A:上記のように治療期間はやや長いと思われるでしょうが、治療のための通院は通常3~6週間毎ですので、よほど多忙な方でもない限り時間が取れないということはないでしょう。
いずれにしても指示されたことをよく守って、まじめに通院することが少しでも早く治ることにつながります。

Q:治療中、痛くありませんか?

A:弱い力で少しづつ歯を動かして行きますのでそれほど痛くはありません。

 歯を動かす治療や処置を受けられた後の2~3日は少し歯が浮くような軽い痛みがある場合がありますが、その後は痛みはなくなり、日常生活に差し支えるようなことはありません。

 また、最近は口の中の温度変化に対応して活性化するといったような様々な歯を動かすワイヤーや、デーモンシステム等の摩擦の軽減されたブラケットが開発され、以前に比べてかなり無痛的に治療が行えるようになりました。

Q:費用はどのくらいでしょうか?

A:唇顎口蓋裂の方などの矯正治療以外は健康保険が適用されません。 検査資料をもとに診断し、治療計画や方法と共に適正な費用をお示しします。

 一般的に唇側での矯正治療の場合は十数万円から数十万円です。裏側からの「前から見えない舌側矯正治療」の場合はもう少し高くなります。尚、当医院では通院毎の処置料や調節料はありませんので、通院回数や通院期間によって治療費が変動したり追加したりするということはなく、治療終了まで安心して通院いただけます。

 当医院では初診相談は開業以来、無料で行っており、ご来院時におおよその、見積もりをさせていただきます。

 尚、E-Mailでのお問い合わせで最も多いのは「前から見えない舌側矯正治療では総額の費用はどれくらいになるのでしょうか?」ということですが、元の症状によって基本の矯正治療料が異なりますので、一度ご来院頂かないと分かりかねる場合が多く、ご来院をお勧めします。

Q:治療費は分割支払いできますか?

A:治療費は動的(歯を動かしている)治療期間が1年程度の方は1年間、2年程度の方は2年間、3年程度あるいは3年以上の難症例の方は3年間の分割支払いもできます。

 お子様の場合は歯の生え替わりの時期の第1段階(早期)治療と第2段階(永久歯)治療というように2段階に分けて治療を行うことが多く、その場合、通常各段階毎に1年間の分割支払いにてお支払い頂きます。

Q:医療費控除の対象となりますか?

A:一般的に医療費控除の対象となります。

Q:治療中、虫歯になることはありませんか?

A:矯正治療中は、どうしても食べカスが装置や歯につきやすくなりますので、歯磨きを怠っていますと虫歯や歯肉炎にかかりやすくなります。
歯科衛生士の指導にしたがって正しい磨き方を毎日してください。
またフッ素含有の歯磨き剤の使用は予防効果がありますのでお勧めしています。

 しかし、治療後は歯の重なっているところもなくなり、よく噛めるようになって歯も磨きやすくなりますので虫歯や歯肉炎にかかりにくくなります。

Q:治療中、スポーツや楽器演奏は差し支えありませんか?

A:一部の激しいスポーツは装置を壊す恐れがありますが、ほとんどの場合は問題ありません。

 逆に、たとえばボールが強く歯に当たった場合など、本当はその衝撃で歯が脱落したり、破損したかもしれないと思われる場合でも、矯正装置を着けていたために、軽い脱臼程度ですんだ例も数々経験しました。

 また、一部の木管楽器や金管楽器が治療進行の妨げになる例もありますが、一般的には問題ありません。
ケースバイケースですので、治療前に矯正歯科医によくおたずねください。

Q:治療中、妊娠しても差し支えありませんか?

A: 治療中、妊娠された場合はレントゲンを撮影することを控えています。特に治療には差し支えありません。時々そのような方がおられて、出産のため途中で3~4カ月通院を中断され、その後、元気な赤ちゃんを連れて治療を再開されています。

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